算定要件

顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術はどういうときに算定?

整形外科領域では、俗に表現される術式名と診療報酬上の術式名が一致しないものが多く、この手術はどの術式で算定すべきなのか?といった場面になることがありますよね。 なかなか手ごわく、整形外科が難しいと言われる原因の一つだと思います。 そこで今回...
施設基準

「専ら」の担当者として届出た者が、残業時間に別の業務を行うことは認められるか?

「専ら」・「専従」・「専任」という単語が様々なところで出てきますが、施設基準担当者であれば一度はその定義を調べたことがあるかと思います。 よくネット上では、8割、5割といった目安が示されますが、それはあくまで厚生労働省が示した「がん診療連携...
施設基準

入退院支援加算や入院時支援加算における必須要員は誰と誰?「又は」「及び」の読み方に関して

要件に書かれている文章には、よく「又は」や「及び」という日本語が頻発しますよね。 そして、ひとつの文章の中にそれらがどちらも含まれている場合、そしてその文章が長い場合、どこまでが「又は」や「及び」なのかわかりづらいです。 なお、公文書など、...
コラム

厚生局への疑義照会をどのように管理するか

皆様の医療機関では、厚生局に疑義照会した結果について、どのように管理しているでしょうか。 現状では厚生局は、メールや文書といった形に残る形式では回答してくれず、電話のみとなっています。 電話だと細かいニュアンスまで話すことができる一方、文字...
算定要件

入退院支援加算1で求めるカンファレンスに必要なメンバーは誰?

今回は入退院支援加算1のうち、入院後7日以内に行うカンファレンスに必要なメンバーが誰なのかを整理します。 というのも、この記事にたどり着いた方でしたら実感していると思いますが、入退院支援加算は要件が多く、そして文章もわかりづらく、なかなか理...
算定要件

重症患者初期支援充実加算は一律に算定してよい?

今回は「重症患者初期支援充実加算」の算定対象と算定日数について紹介します。 まずは算定要件を確認します。 (1) 重症患者初期支援充実加算は、集中治療領域において、患者の治療に直接関わらない専任担当者(以下「入院時重症患者対応メディエーター...
施設基準

新たな入院料を届出したとき、すでに入院中の患者の算定上限日数について

今回は、元々一般病棟だったところを、特定入院料に切り替える場合について照会します。 特定入院料には日数制限がありますが、入院料の切り替えのタイミング前後で引き続き入院している患者については、どのような算定が正しいのでしょうか。 例えば6月1...
施設基準

宅直の施設基準上の扱いについて

みなさまの医療機関では宅直を導入しているでしょうか。 そもそも宅直とは、病院の外、つまり自宅などで待機し、病院から呼び出しがあったときに病院に行って当直同様の対応を行う勤務形態を指しています。 この体制が施設基準的に大丈夫かどうか心配になり...
施設基準

パート職員の扱いについて

今回はパート職員の扱いについて疑義照会の結果に基づいて解説していきます。 多くの施設基準では常勤や専従といった要件がありますが、パート職員もそれに該当するものとして届出してよいか?ということを質問しました。 答えは次の通りです。 パート職員...
施設基準

施設基準の変更届を出すタイミングについて解説

この記事では、施設基準の届出って結局いつするのが正しいのか?ということを、厚生局への疑義照会結果を踏まえて解説していきます。 とくにここでは、人員に変更があった際について、具体的な場面を挙げながら整理していきます。 例えば年度末年始の人員入...